朝3時30分起床。
4時30分には下船のため、あわただしく準備を行う。
今日は私とセローにとって最もハードな日々である。
真夏の600kmは人間・バイクともにきつい。
早朝の内に距離を稼ぎたかった私は真っ先に船から下りた。
(奈良のハンターカブさん、先に出て申し訳ありませんでした。)
敦賀の街はほんのりと明るい。国道8号から27号に入る。
コンビニでパンをリポビタンDで流し込む。
睡眠不足で頭はぼぉ〜としたままである。
敦賀〜舞鶴間は高速がまだできていないため、早朝でも時間がかかる。
朝6時やっと小浜西ICに到着。
これからは山口ICまで高速オンリーである。
大排気量なら快適な高速も、空冷単気筒の非力なセローでは、85km巡航が精一杯。
熱だれを防ぐため、PAで休み休み進む。
朝7時舞鶴道六人部PA、朝8時中国道社PA、朝9時半岡山勝央SA。
ここまでは順調だったが、気温の上昇と共に人間がばてたためペースを落とす。
勝央SAで40分休憩。真庭PAで30分休憩、神郷PAでも30分休憩し
時計の針は12時をまわる。
ここで家に電話すると妻は5時から外出するとのこと。
自宅の鍵を持っていないために5時までに帰らないといけない。
最後の気力を振り絞る。
七塚原SA:1時30分、本郷PA:2時10分、安佐SA:2時30分、吉和SA:3時15分、
鹿野SA:4時10分、荷卸峠PA:4時30分と通過し、ちょうど午後5時自宅に到着。
のべ走行時間13時間30分の長旅であった。
|