北海道ツーリング紀行

なぜか、何回も訪れてしまう北海道。ここでは、旅の記録を紹介します。

下から上へ時系列で並んでいます。


2009年北海道

(2009.7.11〜2009.7.20)

道東+函岳、新型F650GSでオンもオフも

愛車BMW NEW F650GS(Twin)

異常気象にぶち当たりほとんどが雨、しかも大雨。しかも寒い。

過酷な条件の中の我慢大会ツーリングとなった。

そんな中新たな愛車「BMW NEW F650GS(Twin)」のおかげで無事走りきることができた。

☆函岳に向かう道北スーパー林道は一線級のダート。行ってみて損はありません。

☆全走行距離:3,000km(道内1,800km、本州1,200km) 、☆最高気温max18〜23℃ 、min9〜12℃

☆総費用 約9万円

☆ツーリングライダーは少なくオッサン、じいさんばかりです。

40歳以上のライダーの方遠慮なく北海道に行きましょう。

事前準備

山口〜敦賀港 苫小牧東に上陸
苫小牧〜釧路(1日中大雨) 釧路〜厚岸〜霧多布〜根室〜野付半島〜開陽台〜摩周湖〜弟子屈 レポ1レポ2(晴) 美幌峠〜北見〜層雲峡〜上川
上川〜トロッコ王国〜咲来 咲来〜函岳(道北スーパー林道)〜美瑛 レポ1レポ2 富良野〜美瑛〜美馬牛〜苫小牧東港 レポ1レポ2
フェリーにて 敦賀港〜山口  


2006年北海道

(2006.7.7〜2006.7.17)

礼文利尻宗谷岬から函館まで北海道縦断の旅

愛車SEROW225WE(おんぶセロー)。

一日半ほど雨に降られたものの昨年ほど寒くなく概ね快適なツーリングだった。

しかし、北海道の強風に悩まされ、いきなり初日からルート変更!

おまけに利尻島ではトレッキングシューズが裂けるトラブル!

礼文島トレッキング断念を余儀なくされ稚内へ日帰り、

あまった日程で函館まで南下する想定外ツーリングとなった。

☆稚内の「利礼の丘」は一押しのおすすめポイント。

☆全走行距離:3,300km(道内2,100km、利尻礼文120km) 、☆最高気温max23〜28度 、☆総費用 約10万円

☆ツーリングライダーは相変わらず少ないです。宿泊したライダーハウスで一人ぼっちの夜を2日経験。

1日平均ピース回数は多分1桁でしょう。

事前準備

 山口〜舞鶴      小樽上陸 
小樽〜北竜〜朱鞠内湖〜名寄〜オロロンライン〜稚内 稚内〜利尻〜礼文〜稚内  1   稚内〜宗谷岬〜稚内〜オロロンライン〜石狩  
 石狩〜小樽〜積丹半島〜ニセコ   ニセコ〜洞爺湖〜函館 函館〜恵山〜森〜ニセコ
 ニセコ〜洞爺湖〜室蘭〜登別〜支笏湖〜苫小牧東港 フェリー(苫小牧東〜秋田〜新潟〜敦賀)  敦賀〜山口 


2005年北海道

(2005.7.8〜2005.7.18)

風の吹くまま気の向くまま

愛車SEROW。

6年ぶりの北海道へ行けそうです。(←行きました。)

一滴の雨にも遭わなかったものの道東の寒さに閉口。本州の初冬なみの寒さ。

それでも執念で道東露天風呂、道央露天風呂を準完全制覇!

観光スポットもそれなりに押さえた有意義なツーリングとなった。

☆標茶の「コッタロ展望台」、旭川の「旭山動物園」は一押しのおすすめポイント。

☆全走行距離:3,500km(道内2,400km) 、☆最高気温max28度,min12度 、☆総費用 約9万円

☆時期のせいなのかツーリングライダーは激減です。宿泊したライダーハウス、とほ宿の宿泊者がmax5人。min2人。

1日平均ピース回数は多分1桁でしょう。

事前準備

舞鶴港まで

 小樽上陸
小樽〜オロロンライン〜稚内〜猿払  猿払〜サロマ湖〜網走〜斜里  斜里〜ウトロ(知床)〜羅臼〜相泊〜羅臼〜開陽台〜摩周湖〜弟子屈
 弟子屈〜摩周湖〜屈斜路湖〜釧路湿原〜弟子屈  弟子屈〜阿寒〜上士幌〜糠平温泉

糠平温泉〜タウシュベツ橋梁〜岩間温泉〜三国峠〜旭山動物園〜美瑛

 美瑛〜美馬牛〜富良野〜苫小牧東港  フェリー(苫小牧東〜秋田〜新潟〜敦賀)  敦賀〜山口


1999年北海道

(1999.9.4〜1999.9.12)

道東露天風呂ざんまい

愛車SEROW。

今回のテーマは、道東の露天風呂。少しでも天気が良いことを願い、初の9月にツーリング。

天気は上々、寒いどころか9月にしては何十年ぶりの暑さだとかで、

快適なツーリングとなった。

それにしても、バイクブームは過去になり、北海道を走るバイクも少なくなった。

走っているバイクといえば、時代を反映した改造アメリカンやTWが多い。

乗っている輩といえば、茶髪に細眉、街で会えば友達になりたくないタイプである。

しかし、ライダーハウスで会った彼らは違っていた。

外見はそんなふうだが、ハートは昔も今も何も変わっていない。

なぜか、北海道に来るライダーとは、馬が合う。


1997年北海道

(1997.7.19〜1997.7.26)

まさかまさかの北海道

愛車SEROW。

家族の了解がやっととれた5年ぶりの北海道。

広大な大地は何ら変わることなく、感動的であった。

大雪・十勝の露天風呂を中心に回った。

1滴の雨にも遭わず非常に快適なツーリング、

結婚してからの幸運をかみしめる。

高速でナンバーを落としたこともいいみやげ話となった。

(道路公団の皆さん、深夜探していただいてありがとうございました。)


1992年北海道

(1992.7.9〜1992.7.20)

独身時代最後のツーリング。

北海道総決算のつもりだった。

愛車SEROW。

ダートでも行けるように5月にSEROWを急遽購入。

天気にも恵まれ、快適なツーリングだった。

舞鶴〜小樽の新日本海フェリーで知り合い、

宗谷岬までいっしょに走った皆さん、貴重な思い出をありがとう。

広島県竹原市  藤井さん CB−1

奈良県 香芝市 藤原さん XLR BAHA

神戸市 清水さん KLR250

お元気ですか。今でもバイク乗っているのかな?


1990年北海道

(1990.8.15〜1990.8.26)

大事件が勃発したツーリング。

私はその日を忘れない。

愛車TZR1号→TZR2号

北海道で偶然再会した中学校からの親友。

バリバリ伝説がはやっていた当時、地元で、彼とは早朝の峠をせめあった仲だった。

舞台は北海道に変わっていた。屈斜路湖をのぞむ美幌峠。

風になり損ねた私は、複合カーブを曲がりきれず、転倒。

あわれ2万kmをともにした愛車TZRは私の身代わりに帰らぬ人となった。

「生きているだけでラッキー。」 それだけでよかった。

「止血のためハンカチをくださった対向車のおばさん、休日に診療していただいた

先生、看護婦さん、同じTZRを快く売ってくださったバイク屋さん。

私の面倒を見てくれた親友のY君。

みんな、みんなありがとう。」


1989年北海道

(1989.8.16〜1989.8.19)

今回は道南だけ。

東日本縦断のためのプロローグ。

愛車TZR250。

ツーリングにはまっていた私は、北海道から広島までの縦断を計画。

そのため道内はたった3日。今回は全部晴れ。皮肉なものだ。

羊蹄山、支笏湖、オコタンぺ湖、オロフレ峠、クッタラ湖、地球岬、洞爺湖、函館とまわった。

函館でお世話になった喫茶店「百草」のママ、快適な夜をありがとう。

今もライダーハウスをやっているのかな?


1988年北海道

(1987.8.14〜1987.8.26)

目指すは最北端。今回こそおひさまが拝めるか・・・

愛車TZR250。

前回のツーリングで北海道の虜となった私。去年たてた計画通り、北海道の外周をまわった。

初日は念願の晴れ、当時の道道909号線は左に利尻富士、右にサロベツ原野を

従えたどこまでも続くストレート。ガイドブックにうそいつわりは無く、最高だった。

しかし、最高だったのはこの日だけ。今年も雨と霧と友達だった。

曇った美幌峠、看板だけの摩周湖、去年と同じカッパの開陽台。

そんな中で1人のライダーと知り合った。

愛車は同じTZR。眼鏡をかけ背格好もよく似た奈良県の学生さん。

よく兄弟と間違えられた。

どこでどうして知り合ったのか覚えていない。馬があったのか3日くらい一緒にまわった。

今はどこでどうしているのか、貴重な思い出である。

今回のルート

小樽、宗谷岬、サロマ湖、美幌峠、硫黄山、摩周湖、野付半島、根室、霧多布、釧路湿原

はるにれの木、上士幌、帯広、美瑛、積丹半島、洞爺湖、昭和新山、函館


1987年北海道

(1987.8.21〜1987.8.30)

初の北海道。

小樽に上陸したその日からいきなりの感動!

(家々の煙突がかわいい♪)

But、小樽に上陸したその日から雨と霧の洗礼が・・・

愛車はFZR250。

何となく、友人の間で、はやっていた北海道ツーリング。

社会人1年目で疲れていた私は、日常生活から脱却すべく、その流行に飛びついた。

宿はユースホステル。ギターの伴奏でフォークを唄い、フルーツバスケットに興じた。

小樽、富良野、層雲峡、サロマ湖、知床、屈斜路湖、網走、摩周湖

開陽台帯広襟裳岬、ウトナイ湖、札幌、小樽と回った。

煙突がある妙にカラフルで西洋っぽい家々、作物のコントラストが美しい富良野の丘

どこまでも続くストレート、広大な畑と防風林、どれをとっても本州にない景色だった。

灰色の空じゃなかったら、どんなに素晴らしいのだろうか。

帰りのフェリーで来年の計画を練っている私がいた。

 


since 1999.10.8