小樽〜オロロンライン〜稚内〜猿払

H17.7.11(月)   くもり後晴れ時々霧 走行距離430km

朝カロリーメイトを腹に押し込み、6:50出発。
同宿の山口ナンバーのXJRさんは既に出発している。


一路稚内を目指し北上を続ける。
日曜の早朝のため交通量は少ないが少々寒い。


市街地を抜け、海沿いの通り(国道231号)に出た。


景色はよいが段々トンネルが多くなり息苦しさを感じる。
8時を過ぎ交通量が増えてきた。

海沿いの国道231号

 

トラックにあおられ、やっとのことで雄冬岬にたどり着き、トラックから逃げるように休憩。
滝の写真を撮っていると、どこかで見たバイクが!
そう、山口ナンバーのXJRさんである。


早く出発したXJRさんの方が遅い理由を聞いてみると
ホクレンの道南フラッグを求めて、あえて逆方向のホクレンに行っていたとのこと。
今後道北道東を走るため、確かにホクレンの道南フラッグは貴重なのであった。


XJRさんとは抜きつ抜かれつを繰り返しながら羽幌あたりまで北上した。

10時30分小平のホクレンで道北フラッグをゲット。
12時10分道の駅富士見で昼食にセブンイレブンで購入したパンを食す。

雄冬岬と白銀の滝

午後1時に13年ぶりのオロロンラインへ突入。晴れ間がのぞき幸運をかみしめる。


道道の番号が変わっていたり、道沿いに風力発電のプロペラがあったり、道の駅があったり、500mごとに写真を撮る。


もちろん西には利尻富士、東にはサロベツ原野、真正面にはどこまでも直線が延びている。やっぱいいな〜。一人感動する。

オロロンライン

 

興奮のオロロンラインの後はノシャップ岬へ。


道端には交通安全を呼びかけるほほえましいオブジェがあり、安全運転を再度意識する。


海沿いに行けば行くほど風が強くなってきた。空もにわかに掻き曇り嵐一歩手前の様相に変化した。
時々波動砲のような突風を浴び、軽量なセローは横に飛ばされそうである。
あまりの恐怖と寒さのためスピードは40kmが精一杯。
ノシャップ岬は写真を撮っただけで即座に退散する。


次はツーリングマップルに載っていた利礼の丘へ。
利尻、礼文が見えるため頭文字をとって利礼の丘なんだろう。
頭上を見上げると真っ黒な雲と白い霧しか見えないが、やけくそになって急坂を上りダートに突入。
強風と格闘しつつ2km弱ダートを走りやっと到着。予想通り霧で利尻、礼文の影すら拝むことはできなかった。

交通安全を呼びかけるほほえましいオブジェ



あまりの寒さと強風でだんだん稚内からの脱出願望が強くなる。
今日は行けるところまで行き、オホーツク海側まで移動することに脳内で決定する。


宗谷岬までの道程も強風と寒さで難行苦行。あまりの寒さにフリースを着込む。
宗谷丘陵は霧で何も見えず、逃げるように最北端ガソリンスタンドへ。
しばらく休憩させてもらい、今日の宿泊地を猿払のライダーハウスやませに決定し予約の電話を入れる。


宗谷岬も13年ぶりの感傷にふける間もなくとっとと退散し一路猿払へ。

 

宗谷岬


南下するに従い霧がなくなり晴れ間がのぞく。同時に寒さもゆるみ風もなくなる。


午後4時30分、猿払公園へ到着。気がゆるみしばらくぼっ〜と海を眺める。


午後5時ライダーハウスやませに到着。


午後6時やませ定食を食す。ほたてづくしで結構満足。ご飯おかわり1杯無料でお腹一杯になった。


ちゃりだー1人と同宿。世間話をして午後10時に就寝。

ライダーハウスやませ

 

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