稚内〜利尻島〜礼文島〜稚内 その1

H18.7.10(月)   くもり 走行距離12km+レンタルバイク130km

睡眠不足で目をこすりながら、7:00出発。
今日は7:50発の東日本海フェリーで利尻島に渡るのだ。

7:10稚内港到着。愛車を島に持ち込むのは予算的に断念した。

そこで前日下見をしておいた有料二輪駐車場(ターミナル向い)を借りる。

シャッター付きなので安心だ。料金は500円/日で帰ってきたとき払えばOKとのことだった。

島ではレンタルバイク(原付)を借りる予定だ。そのため3シーズンジャケット、愛用ヘルメットを持参した。

レンタルバイク屋で借りられるのは半ヘルとの情報は事前に得ていた。半ヘルだと虫攻撃を受けて60kmでの走行が困難なのだ。

バイク用有料駐車場(シャッターの中)

稚内港の券売機で早速乗船券を購入する。

のんびり待合室で待っていたが、途中で既に順番待ちの長蛇の列が外にあることに気づいた。

あわてて列に並ぶ。ツアーの団体客で一杯である。

船は想像以上に立派だった。

 

利尻島行きフェリー「ボレアース宗谷」

 

船の中は多数の乗客で混雑していたが、何とか2等室内で横になれるスペースが確保できた。

体力温存のため横になっているとあっというまに利尻島に着いた。

早速鴛泊港目の前のレンタルバイク屋で原付を借りる。3時間あれば島一周が十分可能とのことなので、3時間3,000円のコースを選んだ。

ガソリン満タン返しは不要とのことだった。

海を間近に見るため時計回りでレッツゴー。原付は思いのほか遅い。

利尻島のレンタルバイク屋と原付



姫沼展望台、姫沼、沼浦展望台と回る。

天気がイマイチで利尻富士の姿も雲の中。今ひとつ盛り上がらない。

原付の吹けも最悪で上り坂になるととたんにスピードが落ちる。

多分メーターは4周以上回っているのだろう。

 

利尻富士が見えない沼浦展望台

1時間もすれば島の南部にたどり着いた。

オタトマリ沼は多数の観光客でごった返していた。

ここでも利尻富士の姿は拝むことができなかった。

仙法志御崎公園では、アザラシの姿を拝むことができた。

2時間経過し島西部の沓形岬に到着する。ここでは礼文島を間近に眺めることができた。

オタトマリ沼

最後に個人的にメインとしていた見返台公園展望台を目指す。

利尻山中腹めがけ勾配がどんどんきつくなってきた。それに合わせ原付のスピードがどんどん降下する。

最後には時速15kmまで下降。足をバタバタさせスピードをつけようとするがどうにもならない。レンタルバイクやフェリーの時間が気になりかなりイライラする。

駐車場に着いた。しかし、展望台は徒歩で山道を登っていかなければならない。

ダッシュで山道を登るが、日ごろの体力不足が露呈し、50mごとに休憩する羽目となる。

合わせて足先の異変に気がつく。左の足元を見ると靴の継ぎ目がさけているではないか。

今回は礼文島のトレッキングがあるため、あえて登山靴でやってきた。ただ、この靴は10数年前に購入したものだったのだ。


裂けた靴

 

さあこれからどうするか。観光どころではなくなった。

ブルーな気持ちをひきずりながらそそくさと見返台公園展望台を後にする。

レンタルの残り時間は30分。全開走行にて5分前にレンタルバイク屋に到着。

そこで島内に靴屋がないか尋ねる。しかし、ないとの返答。

ではボンドを売っている店がないか尋ねる。ホームセンターがあるとの返答。靴もボロならあるのではないかと前言を翻す。

無料で延長するとの言葉に甘え原付でホームセンターを目指す。ただ、礼文島行きフェリーの時間までは残り30分しかなかった。

もらった地図を頼りにたどり着いたホムセンに突入する。

あったぁ〜。798円でたった一つサイズが合う靴があった。

贅沢は言えない。ボンドで裂けた靴を補修してもすぐ破れるだろう。

このツーリングだけ持てばいい。即効で798円の安物靴を購入した。

 

利尻島見返台公園から見る礼文島

 

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