弟子屈〜摩周湖〜屈斜路湖〜釧路湿原〜弟子屈

H17.7.13(水)  晴れ時々くもり  走行距離320km

朝7時起床。ぐっすり眠れ疲労回復。
8時からの朝食も大満足。スタミナを蓄えることに成功する。
9時前に出発。天気もよく再度摩周湖へ向かう。

連日の霧のない摩周湖を満喫。


第三展望台ではレンタカーとバイクが事故ったのか警察が現場検証をしていた。
安全運転と時に予期せぬ行動を取りがちなレンタカーへの注意を心に誓う。

霧のない摩周湖

次のターゲットは屈斜路湖。三方向から全景を拝めることができる。


小清水峠、津別峠、美幌峠と順に展望を満喫する。


どこの展望も甲乙つけがたくグッドである。

小清水峠から望む屈斜路湖

津別峠はダートだったころがなつかしい。

その当日は雲海だったため、津別峠から見る屈斜路湖は初めてである。

 

昼を過ぎ気温がぐんぐん上がり、ついに本州以来のメッシュジャケット、夏用グローブを着用する。

身も心も軽くなったような気がした。

津別峠から見る屈斜路湖

美幌峠は15年前に単独事故により愛車を失った峠である。

慎重に進む。その時のコーナーをはっきり思い出すことが出来た。
スピードを落として進入すると何のことはないコーナーである。
当時自分がいかにバカだったか心にしみる。


高速コーナーを何個かクリアするとすぐに展望台に到着した。
振り返るとそこはまさに大パノラマ。絶景中の絶景である。
カメラのファインダーには収まりきらないので、写真で伝えきれないのが残念である。


美幌峠をまた南へ下っていく。登りより下りの方が湖が目の前に迫り感動する。

美幌峠から望む屈斜路湖

弟子屈に戻り無料温泉露天風呂を散策する。

硫黄山温泉は浴槽が撤去されていた。今後設置されることはないだろう。

砂湯は観光客だらけ、池の湯は藻の繁殖が著しい。

赤湯は穴場中の穴場。時間があればゆっくりしたいおすすめ露天風呂。

和琴温泉露天風呂は目隠しの生け垣が設置されていたが、反対側は中学生だらけ。

コタン温泉は珍しく貸し切り。ゆっくりと入浴することができた。

次は釧路湿原へ向かう。

多和平を見学し、標茶をぬけ細岡展望台を目指す。

多和平

釧路方向へ南下するほど交通量が増え気温が下がり天気もどんより曇ってきた。

3シーズンジャケット、グローブに変更し、トレーナーを着込む。

細岡展望台へ着く頃には、また最高気温12度の世界へ。
寒くてたまらないため、写真1枚撮ってさっさと展望台を後にする。

今日の宿泊地を阿寒湖温泉のライダーハウスに決め電話するがつながらない。

寒さと曇天で元気がなくなっていた私は、心のぬくもりを求めて急遽予定を変更し
昨日泊まった「ひとつぶの麦」に電話したのであった。

細岡展望台


宿泊地が決まり落ち着いたところで、国道を引き返しコッタロ展望台へ向かう。

ここは13年前探しに探したが結局場所がわからなかったところである。
今回は国道に看板が出ており簡単に見つけることができた。

砂利フラットダートを数km行くと、あっさり駐車場に着く。
徒歩で急な山の階段をあえぐようにあがる。

視界が開けると、そこはそこは素晴らしい絶景。声が出ない。ここは日本なのか。
まるでアマゾン奥地のような見事な湿原が広がっている。(アマゾンに行ったことはないが・・・)


中央にある川には丹頂鶴の姿が肉眼でも確認できる。
湿原には鹿の親子がくつろいでいる姿も見えた。

これでヌーとワニとピラニアがいれば、それは素晴らしい世界旅行。アマゾン奥地である。

しばらく呆然と絶景の前にたたずむ。
この風景を見ると日頃抱いている悩みがなんだかちっぽけなものに思えてくる。
これを見ただけでも今回来た甲斐があったと思える瞬間であった。


コッタロ展望台から見えた鹿の親子

コッタロ展望台からは一路弟子屈へ引き返す。

初めて走る道道経由なので結構楽しめた。


900草原展望台に立ち寄った後、夕方6時過ぎに「ひとつぶの麦」に到着。


昨日と同様、4杯のご飯とビール大瓶1本を平らげ、同宿者達と楽しい一夜を過ごす。


11時に就寝。


900草原展望台

 

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